君に恋をして…【完】

あたしはこの高校に入学して、すぐに
自分の顔に塩酸をかけて顔を焼こうと
した


この顔さえなければいいって思ってた
から


そしたら、


「なにしてんの!?」


って声が聞こえた


その声のした方を見ると……


かりんがいた


だけど気にせずやろうとしたら………


手元に塩酸はなくってかりんが机の上
にのせていた


するとかりんは


「クスッ」


と笑った


「な…にが……可笑しいのよ……」


怒りを込めてかりんに言うと


「あたしも同じようなことしようと思
ってたときがあったから……」


そして、お互いにそのときの話をした


共通点が多くて、かりんとあたしは高
校初めての友達になった