「わっ、私も、秋晴くんのこと好きだよ。」



少し、ためらいながら答える。




「可愛いね、裕美お姉ちゃん。」




それは、突然のことだった。




私は、何が起きて、何をされたのか今でも信じられない。




「・・・えっ?」




彼は・・・、秋晴くんは、急に私にキスをしたのだ。




それを、寝室の部屋から覗いて見ているシリカちゃんがいた。



なっ、ナニコレ!?




「ちょっ、ちょっと、離れなさい。」




落ち着け、これは事故だ。