「お姉ちゃんは、何のお仕事してるの?」 「パチンコで、働いているよ。」 このあと、どうしよう。 丸場さんは、多分帰ってくるのは夜遅いと思うし。 私も、午後から仕事だし。 「お家、どこ?送って行くよ。」 そう聞くと、秋晴くんは首を横にふった。 帰りたくないのかな? 「そっか。なら、お兄さんが帰ってくるまで一緒に待ってようか。」 「何で、理由きかないの?」 少し、驚いていた。 でも、少し、悲しい表情もしていた。