眠い・・・。 洗面台にいき、顔を洗い目を覚ます。 朝ごはんは、食べなかったパンを鞄に入れて部屋を出る。 隣の丸場さんは、まだ出てないみたい。 鍵を閉めて、部屋を後にする。 「あっ、おはよう、裕美。」 何で、こいつがこんな所にいるの? 優しくほほ笑む、私の義理の父さんがいた。 何で、ここにいるのよ。 「何か、用ですか?」 会うのは、卒業式以来。 「別に用はないよ、たまたまだよ。」 「そうですか。」 そう言って、すぐに義理父から離れる。