ここは、やはり丁重にお断りしなければ。
「家族水入らずでのほうが、日頃出来ない話も出来ると思いますし。私がいたら、邪魔になってしまいますから。」
見事なお断り方!
「そう・・・ですかぁ・・・。」
しょんぼりとしている、丸場さんに少し申し訳ないと思ってしまう。
でも、私は、そのままその場から去った。
近くのコンビニに、寄って夕食を買う。
こんなのばかり、食べる物しかないと思うと悲しくなる。
料理は、中学の頃から習っていたから少しなら出来るけど。
仕事が大変なせいで、作る体力はいつも残されていない。
