天使と年上と年下




「いえ、今日はお仕事はお休みです。」




丸場さんは、私がここにくる前から住んでいる人で、とても親切な人。




「今日は、帰りが早いんですね?」



丸場さんは、大学の先生をしている。




いつもは、帰りは夜遅いのが多い。




「今日は、弟がくるんです。それで、早めに帰って来たんです。」



弟さんいたんだぁ。




「そうですか、それは良かったですね。では、私は。」



そう言って、その場から去ろうとすると。



「あっ、あの。よければ・・・その・・・。一緒に、夕食どうですか?」



まさかの、おさそい。