「やばいやばい。目眩がする。え、待って。やばい」 ララの顔は、真っ青だった。 「ララ、保健室行こう!?」 「うっうん……」 でも、入学したばかりの空美は、保健室の場所なんて知らなかった。 「あ、あの!!保健室どこですか!?」 「2階だよ」 たまたま近くにいた清掃の人に聞いた。