「あ、恵梨」
「うん?」
「あたしシマくんと別れたから」
「…えっ!なんで?」
「よくわからん。でもなんか好きかどうかわかんなくなったから」
実はあたしにシマくんを紹介したのは他でもない恵梨だったりする。
友達として楽しいと恵梨が言っていたシマくんは、確かに友達としてだったら良かったかもしれないけど、彼氏としてはなんとも微妙なタイプだった。
「まあ、シマチャラいもんね」
「そうだね」
そう。恵梨が言う通り確かにシマくんはチャラかった。
あたしと付き合ってるのに、他の子の肩抱いて歩いてたり、ナンパしたり、とにかく女の子大好き!な彼に、付き合い始めは一々嫉妬してたけど、最近じゃ当たり前になって何も思わなくなったっけ、なんて思い出して苦笑い。
そのことも別れた原因のひとつかもしれない。


