アークといっぱい遊んでいると、いつの間にか夕方になっていました。
アークはおじいちゃんに、
「かえるよ」
と、呼ばれて帰ることになりました。
でも、アークはるぅの手を握って離そうとしません。
「また明日も遊んでくれる?」
と、るぅの様子を見ながら恐る恐る聞いてきました。
「いいよ。るぅももっと遊びたいから、また明日も遊ぼうね」
安心したように、握った手をゆっくりと離し、小走りでおじいちゃんのところへ戻っていきました。
「るぅ、チーユー」
「シーユー、アーク」
大きく手を振って、何度も何度も振り向くアークを見送りました。
少し周りが暗くなってきました。
「るぅもお家に帰ろう」
とつぶや呟いて、公園から外に出て歩いていると、
重そうな荷物を抱えたおばあちゃんを見つけました。
るぅは走っておばあちゃんの所に行くと、
「おばあちゃん、荷物少し持つよ」
「あら、重たいよ?
大丈夫かな?」
「大丈夫だよ。こうやって持つから」
と言って、大きな荷物を小さな肩に乗せました。
「おばあちゃんどこまで行くの?」
「バス停だよ、知ってるかな?」
「うん!
るぅ知ってるよ。
近くだからバス停まで荷物持っていくね」
るぅは“~してあげる”と言う言い方が嫌いなの。
何故なら、るうがしたいからしているのに、『~してあげる』って言ったら何か偉そうだもん!
だからね、使わないことにしているの。
アークはおじいちゃんに、
「かえるよ」
と、呼ばれて帰ることになりました。
でも、アークはるぅの手を握って離そうとしません。
「また明日も遊んでくれる?」
と、るぅの様子を見ながら恐る恐る聞いてきました。
「いいよ。るぅももっと遊びたいから、また明日も遊ぼうね」
安心したように、握った手をゆっくりと離し、小走りでおじいちゃんのところへ戻っていきました。
「るぅ、チーユー」
「シーユー、アーク」
大きく手を振って、何度も何度も振り向くアークを見送りました。
少し周りが暗くなってきました。
「るぅもお家に帰ろう」
とつぶや呟いて、公園から外に出て歩いていると、
重そうな荷物を抱えたおばあちゃんを見つけました。
るぅは走っておばあちゃんの所に行くと、
「おばあちゃん、荷物少し持つよ」
「あら、重たいよ?
大丈夫かな?」
「大丈夫だよ。こうやって持つから」
と言って、大きな荷物を小さな肩に乗せました。
「おばあちゃんどこまで行くの?」
「バス停だよ、知ってるかな?」
「うん!
るぅ知ってるよ。
近くだからバス停まで荷物持っていくね」
るぅは“~してあげる”と言う言い方が嫌いなの。
何故なら、るうがしたいからしているのに、『~してあげる』って言ったら何か偉そうだもん!
だからね、使わないことにしているの。


