大切だった貴方へさよなら…




「ぉぃ!そこのお前!」




は?




あたしは、呼ばれて後ろを向いた。




「お前ぅざいよ!啓治さんと別れてくんね?」





は…?
何…言ってんの?
塚、コィッ誰?






しかめっ面で相手を、睨んだ。





「てめぇ聞いてんの?」






『は?塚お前誰だよ?いきなり知らねー奴に、そんな事言われてもこまんだけど。あたしァィッと別れる気満々だけど何よ?』







「啓治さんは、てめぇと別れたくねぇんだと」






『はぁ?』






あたしは、コィッが何がなんだか分からない。
大体何でコィッが、啓治を知ってるのかも、全く分からなかった。






「あ-まぢめんどくせぇなぁてめぇゎ!俺さぁ、ぁんたを殺すように頼まれたんだよね-」