「汐璃〜、今日カラオケ行こうよ〜」

私は関汐璃。

普通の女子高生!

「ごめ〜ん!放課後に委員会の集まりあるんだ!」

ちなみに私は緑化委員に所属してます!

「そっかあ、残念!じゃ頑張って!」

そういって教室を出たのは神谷瑛菜。

入学してすぐにできた友達なんだ!

今日は放課後に花壇の花の植え替えがあってカラオケは断念。

「さっ、行かなきゃ」


日向。

この時は知らなかったあなたが私にとって大切な存在になるなんて……。

私は知りもしなかった。