爽汰の前に出来たてのご飯を並べると、爽汰はテレビを見たままあたしの方を一度も見ずに箸に手をつける、 前は2人で会話しながらご飯食べたっけなぁ……。 って……さっきから昔と比べてばっかだ。 別に爽汰とあたしの関係が変わったわけじゃない。 あたしは爽汰が好きだし、爽汰もあたしを好きでいてくれてる……はず。 だけどやっぱり…… 「春菜」 「……へ?」 「醤油、ある?」 ……何か寂しい。