あの笑顔には
断ったら殺す☆
って書かれている。
あたしもニコリと笑い返した後、がくりと落ち込む。
「よろしく・・・お願いします」
事務所を後にして、あたしはまた白神さんの車に乗り、ただひたすら黙っていた。というか黙る他なかった。
これからあたしはどうなるんだろう。
先が全く見えない。
ってか、学校どうしよう。
兄ちゃんも今どこで何してるんだろう。
元気だろうか。
ちゃんと寝泊まりできる場所にいるんだろうか。
あまり体も丈夫じゃない兄ちゃん。
それでもあたしを必死に育ててくれた兄ちゃん。
なんでもあたしを優先してくれて、
自分のための買い物とか遊びに行くとかもずっと我慢してたんだろうな。
そして5000万の借金を黙って背負って
兄ちゃんはあたしの前から消えた。
「おい、マンションについたらいろいろ・・・」
黙り込んでいたあたしに白神さんが話しかけたけど、その言葉は途中で止まる。
あたしはいきなり黙った白神さんを見る。
「・・・なに、泣いてやがる」
「・・・は?泣いて・・・ええっ!?あれ!?なんで!?」
白神さんが変なことを聞くから、自分の頬に触れると、涙がボロボロと流れ落ちていた。
断ったら殺す☆
って書かれている。
あたしもニコリと笑い返した後、がくりと落ち込む。
「よろしく・・・お願いします」
事務所を後にして、あたしはまた白神さんの車に乗り、ただひたすら黙っていた。というか黙る他なかった。
これからあたしはどうなるんだろう。
先が全く見えない。
ってか、学校どうしよう。
兄ちゃんも今どこで何してるんだろう。
元気だろうか。
ちゃんと寝泊まりできる場所にいるんだろうか。
あまり体も丈夫じゃない兄ちゃん。
それでもあたしを必死に育ててくれた兄ちゃん。
なんでもあたしを優先してくれて、
自分のための買い物とか遊びに行くとかもずっと我慢してたんだろうな。
そして5000万の借金を黙って背負って
兄ちゃんはあたしの前から消えた。
「おい、マンションについたらいろいろ・・・」
黙り込んでいたあたしに白神さんが話しかけたけど、その言葉は途中で止まる。
あたしはいきなり黙った白神さんを見る。
「・・・なに、泣いてやがる」
「・・・は?泣いて・・・ええっ!?あれ!?なんで!?」
白神さんが変なことを聞くから、自分の頬に触れると、涙がボロボロと流れ落ちていた。
