意地の張り合いみたいな感じ。



私は結生様と同じ部屋だけど、違うベットで就寝。



「んっ!?」


何だか身体が重い。


昨日は金縛りにはあっていないけど。


まどろみの中で私の手は何かを掴んだ。



「何…これ?」


私は目をゆっくりと開ける。


見覚えのあるゴールドのネックレス。

昨日、結生様が着けていたモノ。


「!!?」


私の身体をギュッと抱き枕みたいに抱き締める二の腕。


「ゆ、ゆ、結生様!!?」