フッた私の方が何だかシンに申し訳がなかった。


「おはよっ」


「あ…おはよ」


シンが最初にキッチンに入って来た。



何て言えばいいのか?分からない。


「あのう…」



「普通にしてて…」


シンが私の声に声を被せた。



「あ…うん」



「…今朝の卵も大量だね…」


「うん」



今まで通りで…いいんだよね・・・


私はシンに言われた通り…以前と変わらない態度で接した。