アイドルが羨ましがる男か…



「そんなお世辞言っても…一銭も出ないぞ」


「…お世辞じゃあねぇよ」


リンは本当に羨ましそうに俺を見つめていた。



「リン?」



「俺の言いたいコトはおしまい!俺は仕事に行くよ~っ」


「ああ~頑張れよ」


リンはとっと部屋を出てしまった。