私の告白を退けるなんて…なんて酷い男なんだろう~っ。



おまけに婚姻届も出してないって…どう言うコト?



結局、結生は私に『愛してる』と言わせたかっただけ?




それで、彼の欲望は満足したワケ・・・



私はバスルームで結生に付けられた首筋のキスマークを必死に消そうとスポンジで擦った。



キスマークはだんだん薄くなっていくけど。



ずっと、堪えていた結生への想いは日に日に募っていく。



成就するコトのないキモチを想い続けるコトが切ない。