手を離そうと決めたのはまだ子供の時。
あなたと暮らした時は余りにも短く、
あなたと過ごした時は余りにも少なすぎた。
けれどあなたを救うためと決めた幼心は間違っていた。
貴女のためをおもうならば
もっと時を重ねるべきだった。
 


もっともっとあなたの手を握るべきだった。