それから普通にみんなで話してたら流加がやっといつもの笑顔で笑ってくれた


もう大丈夫きっと流加に皆の気持ち伝わったから



絶対にもう流加を傷つけないそう皆で誓ったんだ



『じゃあ帰りますか?』


『うん』


『あ…真琴忘れてた…電話しなきゃキレちゃうよ』



那珂は慌てて電話をかけてた



何か凄く謝ってるし



電話を切った那珂が


『真琴が迎えに来るってさ』


そう言うから真琴が来るまで待った


『流加ちゃん』


真琴は泣きながら流加に抱きつく


『真琴さん…ごめんなさい』


流加は真琴さんに謝っていた



『流加ちゃん悪くないもん、私は流加ちゃん大好きなんだよ』


『ありがとう…私も真琴さん大好きだよ』


二人のやり取り見ながら那珂が

『恋は真琴に勝てるかな?』


なんて笑ってる


『じゃあお前は流加に勝てるのかよ』


そう言い返すと


『いや勝てないよね俺は二番でいいや』


なんて笑う



結局真琴と流加が泣き止むのを待って家に帰った