車に乗り連れてこられたのは倉庫だった



『真琴さん』



男に囲まれて居る真琴さんを見つけた



『流加ちゃんなんで来たのよ…バカ』



私も真琴さんの横に連れていかれた



『まあまだお楽しみの時間には早いからなぁ~ゆっくり仲良くしようや』



そう言われて男は私に近づく




嫌だ怖い



そんな恐怖が体に走る



『ちょっと彼女は関係ないでしょ』


真琴さんがそう叫ぶ



『それが関係無いこともないんだよ…恋の元カノに頼まれてさ邪魔だから好きにしていいってさ』



『はぁ?意味わからない』



『あいつらに近づく女は邪魔なんだとよ…本当はバンドのボーカルの姫とか言う奴ヤれって言われたんだけど消息わかんねぇし…探してたらこの女がよく恋と居るのがわかったからさまあこいつでもいいかみたいな感じだよ』


なんて話す男


怖いマジで怖いよ


私は何もしてないし恋とも関係ないのに



真琴さん助けに来たかっただけなのに