でも聞こえてきた声は真琴さんじゃなかった



『真琴の友達だけどちょっと真琴がヤバいんだよね今から来てくれない』



明らかに怪しい



『真琴さんの友達じゃないですよね?真琴さんは?』



『真琴は寝てるよ気持ち良さそうに、で…来るの来ないの?もちろん誰かに言ったら真琴の居場所はわからなくなるよ、どうする?』


『行きます場所教えて下さい』


真琴さんの過去を聞いてたから真琴さんの為に真琴さんを傷つける訳には行かないから


『じゃあまず…西駅に来てくれる?』



『わかりました』



それから直ぐに西駅に向かう為に鞄を持ち学校を出た




校門前で担任に声をかけられた


『おい岡崎どこいくんだよ』


勿論無視



担任は姿が見えなくなるまでずっと呼び続けていた



西駅に着いて真琴さんの携帯に電話した


『着いた…じゃあそこに黒のワゴン車居るからそれに乗ってきて』


怖くてたまらなかったけど真琴さんの為に行くしかなかった


この時後ろから担任が着いてきてた事なんて知らなかった