dearest~最愛~

そんな蛍に俺は言った


『いやいや完全に俺だろ?』


どう考えても那珂を怒らせたのは俺だから



『まあ最終的にね、さっき言ってたプレゼントと手紙渡してきたのお前らの中学の後輩なんだよ居たじゃんめちゃくちゃ面倒な奴が』


『もしかして那珂に彼女居てもめちゃくちゃアピールしてきてて那珂が相手しなかったら真琴に色々してきた奴?』



『そう…だから那珂はまた真琴に危害が行くかもしれないから怖いんだろ、だからって真琴に言えるわけもないし』


流加は訳がわからない顔で俺たちの話を聞いていた


『昔何かあったの?』


『ああ…さっき話した奴が萌っうんだけどそいつが那珂を手に入れるために真琴にストーカー付けたんだよ、真琴はそれを那珂にも言わずに耐えてて、でもある日襲われそうになって、那珂が助けたから大丈夫だったけど、それでまあ後輩は那珂にバレたから姿消したんだけど』


『何で今さらなんだろな』


蛍が言う

そうなんだ何で今になってまた現れたんだろ


もう2年も前なのに


那珂も多分それが気になってるんだろう


どうしてこう上手くいかないんだろう