dearest~最愛~

私はライブの時と普段じゃ全く気づかれない様にしてるし名前も流加じゃなく姫にしてるだからきっと誰も私が姫だと気づかない



『ねぇねぇ姫と恋が実は恋人とか言うの本当?』


彼女たちはそう聞いてきた


『え?知らないよそんなの?』


『そっかよかった…てか岡崎さんが彼女とか言わないよね』


『そんなわけないから』


『だよねよかった』


安心したかの様に笑った



『私は姫と那珂ができてるって聞いたよ』


『それもない』


思わずそう言ってしまった


『え~もしかして岡崎さんRHN☆Rの知り合い?』


『そんなわけないじゃん…ただ彼とはちょっとした知り合いなだけです』


あ~もううざい…この子達さっきから質問ばかり


逃げいけど逃がしてもくれないし



それからも色々聞かれてチャイムがなるまで彼女たちは居なくならなかった


ホームルーム後に先生に呼ばれて昨日の欠席理由を書かされた


まあそのおかげて彼女たちからは逃げれたけど


授業を受けては休み時間毎に彼女たちから逃げる様に教室から離れる



その繰り返しをしてなんとか昼休み