dearest~最愛~

そんな私に真琴さんが聞いてきた



『ねぇ、流加ちゃん、もしかして妊娠してない?』


急に確信を付かれた



そう私のお腹には今小さな命が宿っている


多分二ヶ月か三ヶ月位だろう


妊娠検査薬を為したのが一ヶ月前で反応が出たんだ


でも仕事が忙しくて病院には行けてないし、でも多分体調が悪いのはそのせいだろう


ただ確定してしまうのが怖いのもあるんだ


妊娠していたとしたらこれからどうなるのかとか考えてたらいつの間にか時間だけが過ぎてた



『流加?妊娠してるの?』


心配そうに聞く想羅


『間違ってたらごめんね、でも体調悪そうだし私がそうだったからなんか症状似てるからもしかしたらって思ってたんだけど、恋や那珂も何も言わないし、話してないなら私が変な事言ってしまうのもダメかなって思って聞けなかったんだけど』


真琴さんはそう言う



『病院には行ってないの、恋たちにもまだ言ってない、でも検査薬は反応でた、多分妊娠してると思う』


これ以上隠しきれないそう思ったから話したんだ


『なんで、恋さんに言わないの?検査薬使ったのいつ頃?』


想羅に言われる


『一ヶ月前』


『そんな前なのなんで病院行かないかな』


沙菜が言う