dearest~最愛~

それでもやっぱりみんなを見ていたら羨ましく思う


一緒に住んでるし仕事も一緒だし常にそばに居るのに何故か不安で仕方なくなる



それからも恋がプロポーズしてくれることはなかった



だから結婚にこだわないのだと考えを変えた矢先の出来事に私は戸惑う



『流加ちゃん、今度さ女子会しようよ、流加ちゃんの休みの日に子供らは男どもが見てくれるって言ってるしさたまにはみんなで遊ぼうよ、忙しいから悩みとか解決しないんだろうし、みんなにこの際話しちゃえば少しは楽になるんじゃない』


そう真琴さんが心配して女子会を開いてくれる事になった



女子会の話しの三日前に私は自分の体の変化に気づいたんだ



体調は最悪な中みんなには黙ってなんとか仕事をこなす



それでも体調が最悪なのは変わらない


『流加最近体調悪くない?』


那珂に言われた


『大丈夫だよ』


そう誤魔化した


『姫眠いの?』


蛍にも聞かれた


『最近なんか眠りが浅くて』


なんて嘘を着く


『体調悪いなら無理するなよ』


恋にも心配かけてる


『うん、まあもうすぐ休みあるしなんとか大丈夫だよ』


そう答えたけど本当は限界だった