結城さんは直ぐに電話をかけ始めた


それから電話を切り言う


『大丈夫だ調整出来たよ、行くんだろ龍のとこ』


『ああ、悪いな』


『ここでお前らが平気な顔で仕事行くったら俺はお前ら切ってるよ』


なんて笑う


私たちは直ぐに先輩のお父さんが入院してる病院に向かった


そこには先輩と花菜が居た


『花菜』


『流加、、、』


真っ青な花菜の顔


私は花菜の隣に行き花菜の背中をさする


恋たちは龍先輩の元へ行く


『悪かったな、今落ち着いたんだ、もう大丈夫みたいなんだけど、恋さん俺めっちゃ怖いんだよ、めっちゃ怖いんだ、親父はいつも前みて進んでてさ、そんな親父の背中を見て来たんだその親父が居なくなるそう思った時すげぇー怖くなってさ、どうしていいかわからなくなったんだ』


龍先輩は不安そうに言う


『龍、しっかりしてよ、いつまでウジウジしてるの?龍がしっかりしなくてどうするの?もう龍は父親になるんだよ』


花菜はそう話しだす



『え?』

龍先輩は花菜を見る


『龍、ごめんずっと言えなかったけど、、、私、、、』


立ち上がった途端に花菜は倒れた


龍先輩は花菜を抱きしめる


直ぐに看護師さんが来て花菜を運ぶ


私は看護師さんに言う


『あの、彼女妊娠してます』


『わかりました、あなたも一緒に来てくれるかな』


『はい』


私は看護師さんと一緒について行く