dearest~最愛~

私は恐る恐る話し出す


『ねぇ、みんなは彼女が妊娠したらどうする?』



『俺はすぐに結婚する』


那珂は言う


『僕も』


蛍も迷わず言う


『俺は那珂と蛍と親父さんと結城とみんなに頭を下げます』


恋が言う



『恋、頭下げるだけか?』


那珂が聞く


『いや、頭下げて許してもらう為になんでもする、だって俺らの子だよ、諦めるわけないじゃん、もちろん結婚させてもらえるようにいくらでも説得する』



恋はそう答える


『てか、花菜ちゃん妊娠してるの?』


蛍が確信をつく



まあ話しの流れからしてバレバレだよね


『うん、でも龍先輩にはまだ話してないみたいなの』



『なんで?』


那珂が不思議そうに聞く



そうなんだよね、なんで話さないのかわからないんだよね


ただ花菜は先輩の負担にはなりたくないとしか言わない



でも妊娠してしまった以上二人で話さなきゃダメだと思うんだ


『花菜は先輩の負担にはなりたくないとか言ってたんだけどよくわからないんだよね話せない理由』


そう答えた



『あ、もしかして龍の親のことかな?』


恋が言う


『親?龍先輩の親ってなんか問題あるの?』


『今さ、龍の父親倒れてるんだよね、で、龍が妹たちの学費とかいくらかみてるんだよな、俺も最近知ったんだけどさ』


なんて話す恋