すぐに待っていた俺に流加が追い付くそんな流加の後ろを歩き家に入る


『おかえり』


後ろから流加に言う


『ただいま』


笑顔で答えてくれる流加



それから荷物を今日から流加が使う部屋に運んだ



流加が使う部屋は二階の俺の隣

俺の逆隣が那珂


蛍は一階の和室がいいとか言うから蛍だけが一階の部屋


まあ部屋には鍵もあるし大丈夫


でもまあ鍵なんてかけることないけどね


それからみんなでご飯を食べた


沢山話してた時真琴が流加に聞く


『ねぇそう言えば流加ちゃんの制服で西高のだよね？』


『はい西高ですよ』


『私の妹も流加ちゃんと同じ西高の一年だよ』


『マジですか』


『うん…何組か忘れたけど、てか友達出来ないとかクラスに馴染めないとか嘆いてたよ今度家に遊びに来て妹にも会ってやって』


『あ…はい』


『真琴…機械があれば会えるって』


『そうだね』


困り顔の流加を見てすかさず那珂が言う


きっとまだ流加は友達を作る事には抵抗あるんだろう


いつか流加にも大切な友達が出来たらいいのに


結局それから話題を変えて楽しく夕飯を食べてから真琴は帰った