dearest~最愛~

そう私が気にしてるのは真琴さんのこと


だって私は女だし彼氏が女の人と同居とかやっぱりなんか悪い気がして



『流加ちゃん気にしなくて大丈夫、流加ちゃんがそんな子じゃないのもわかってるし何より私は那珂を信じてるしねぇ』


真琴さんは変わらず笑顔で言ってくれた



『うん、真琴さんありがとう、あの真琴さんにも私のことちゃんと知ってほしいから…那珂話してよ』


私は那珂にそう伝えた


『いいの?わかった真琴おいで…飯作りながら話すから流加のこと』



こうして私はここに住むことが決まった


すごく嬉しかった


それからしばらくして真琴さんは那珂に話を聞いたのか私の元に泣きながら抱きついてきた


『流加ちゃん私をお姉ちゃんだと思ってなんでも相談してねぇ~もう流加大好きだよだから絶対ここに住まなきゃ許さない』


なんて言われた


やっぱり私は素晴らしい人に囲まれて居たんだと今さら気づいたんだ



『はいありがとうございます』


泣きながらお礼を言うと真琴さんは私をさらに抱き締めてくれた