seid流加



今私は大きな家の前に居ます



めっちゃドキドキしてます



空港に着いたらお父さんの秘書の人が待ってた



何度かあったことがあるけどそんなに関わってたわけじゃないから不安になる



秘書の人に連れられて来たのはお父さんの住んでいる家らしい



言われるまま中に入る



なんか後悔怖いんですけど、、、



『あー流加ちゃん？流加ちゃんだよね？』


リビングに通された瞬間知らない女の人に抱きつかれた



『あの、、、』



『いきなりごめんなさいね、やっと会えた、もう本当ずっと会いたかったんだよ』


すごい優しそうな女性



『流加、久しぶりだな、紹介するな、彼女が再婚を考えてる相手の竹井春香さんなんだよ』


久しぶりに会ったお父さんにそう紹介された



『初めまして、春香です、あのね、悠司さんは、結婚とか言うけど私は別に結婚にこだわってないから別に結婚しなくても、いいんだけどね、それにさ、流加ちゃんが嫌ならしないしね』



なんて話す



なんかなんとなくお父さんが惹かれるのわかる気がする



裏表がある気がしなくて、すごく暖かい気持ちになるんだよね



まるで恋と居る時の様な感じかな