てかマジで人材探さなきゃな


潰れたら困るしな



『よし、じゃあ蛍今日は暇なんだろ?一緒に街に探しに行こうぜ』



『いいよーいくいく』



『じゃあ恋、歌詞カードのデザイン5日後までに完成させろよな』



『はいはい、じゃあまた夜な』


那珂と別れて蛍と街に出た



それから一日街で夢を追ってる奴らを探し回り数名に名刺を渡して帰る




そんな日々を一週間続け


それと平行で夜は歌詞カードのデザインをパソコンで作る



流加からは何度か電話やメールが来て話した



明るい声の流加に安心はしたけどやっぱりそばに居ないのがすごく寂しくて


忙しいはずなのに切ない歌詞やメロディーが浮かび曲を何曲か作ってしまった





歌詞カードを完成させて那珂と蛍に見せた



『お前マジでデザインの才能あるよな、意外だな』


那珂に言われた



『てか、流加に見せなくていいかな?』



『発売日してから見せたら?多分めっちゃ驚くと思うよう』



蛍が言うからそうすることにした




それから声をかけた数名が結城の元に来て数人が事務所に入り活動することになった




『あ、言い忘れてた、恋、那珂、蛍、お前らうちの稼ぎ頭だからバンバン曲出してしっかり稼げよ』



なんて結城が言う


『言われなくてもわかってるよ』


那珂が言う