dearest～最愛～

家が目の前だってこと


『それより那珂、流加ちゃんがここに居るって事は流加ちゃんに話したの？』



真琴さんの言葉に全員が言葉を止める



『これから話すよ…流加…お前ここに一緒に住まないか？』


那珂はそう私を見て言う


『え？』


『流加が良いならだよ』


恋が続いて私を見て言う


『いいの？』


『いいも何も気にするなよ前から流加が高校入ったら本格的にバンドに力入れようと思ってたから流加にここに住まないか聞こうって話ししてたし』


『でも…』


私が戸惑って居たら真琴さんが言う


『何か問題あるなら私も協力するし親御さんの事なら家に住むとか言えばいいんじゃない？』


何も知らない真琴さんはそう言う


まあ普通に考えたら高校生が男だらけの家で住むなんて普通の親が許すわけないと思うだろう

そこは私の場合問題じゃないけどなんて説明したらいいか悩んでしまう


『真琴…多分親の事は大丈夫だからただ多分流加はお前のこと気にしてるんだよ』


そんな私に気づいたのか那珂がそう言ってくれた