seid恋



ライブ終わりに打ち上げをしようと話していた通りに数名の知り合いを呼び打ち上げをすることになった



俺は結城と同級生たちとあれやこれやと話し込んでた



『恋、る、、姫は?』


同級生たちの手前流加と呼ぶのをためらい珍しく那珂が姫はと言いながら俺に聞いた


『疲れたからカウンターに座ってるって言ってたけど、、、』


答えながらカウンターを見たけど姿がない



『蛍、姫知らない?』


慌てて那珂と蛍の元に行き聞く



『いや、知らない、あれ?居ないよね』


周りを見渡すけど流加の姿がない



焦る俺らに話してきたのは兄貴の彼女の想羅ちゃん


『る、姫ならせ、南さんとお兄さんのお墓参りに行くって佐野さんと歩連れて行きましたよ』



流加を姫と呼び兄貴を南さんとぎこちなく呼びながら教えてくれた


『ありがとう、電話してみるわ』


流加に電話するものの繋がらない


那珂は兄貴に電話してた



蛍はメールをしていた


でも二人とも反応がない


『ねえ、他に何か言ってなかった?』


想羅ちゃんに聞く


『何も、私は南さんに恋さんたちが姫を探し出したら伝えてくれって言われただけなんで』


そう答えた想羅ちゃん