すごく綺麗で私なんて敵うわけがない


流矢が選んだ人



『あ…はい流加です…よろしくです』


何をよろしくするんだろうそう思いながら美和さんに挨拶した


はぁ~何か彼女見ると叶わない事がわかって余計辛いじゃん



早くこの場から逃げたいな



そう思ってるのに恋と琉矢は何か仲良さげに話してるし



私と美和さんは二人を見てるしかない


『恋…そろそろ行こうよここ目立つ』


私は二人の話しの間をわり恋に言う


『ごめんごめんそうだよねそろそろ行こうか…じゃあ俺らこれからデートなんで』


恋は流矢に笑顔でそう言う



流矢と美和さんに別れをいいやっと原付にのり移動を開始



琉矢に手をふって二人から離れた時ちょっとだけ美和さんに睨まれた気がしたけど気のせいなんだろうか



そんなことを思いながら恋の腰を手を回し捕まる


恋が居てくれて本当に助かった

さすがに一人で流矢と彼女を見るのは辛すぎる


叶わないとわかっていてもやっぱり流矢への気持ちは無くならない


早く流矢から離れれる日が来ることを今は願うしかないそう思った