俺の言葉を聞き流加は泣き出す

『泣くなよ流加、いつか兄貴の夢叶えてやろうよ』


『いいの?那珂や蛍は?それに結城さんは?事務所はいいの?』


『そうですよ、俺がいつかあいつを撮った写真をいつかきっと世界に出すからそれでいいですよ、俺があいつと約束したことなんで』


『あーもう明はわかってねぇーてかタメなんだから敬語も辞めろよ、俺さっきから明ってるのになにも言わねぇーし、お前も呼び捨てでいいからな俺らのこと』


『ああ、そうだよ、もうさ仲間なんだよだからさ、お前だけ一人で抱える必要はねぇーの』



那珂も言う


『そうだよ、僕ら仲間なんだなら』


蛍も言う



『だそうだ、こいつらな言い出したら聞かないの、流加ちゃんにならわかるだろ?うちの事務所は強制なんてしない、好きにさせてやるのが売りにするつもりだ、確かに無茶なことをするようなら許さないでも俺はこいつらを信頼してるからだから、その時が来たら好きにすればいいよ』


結城が言う



『でも』


明はまだ納得しないみたいだ



『でもじゃねぇーの、さっき言っただろ半分よこせってさ、俺らにも手伝わせろよ』


『わかりました、じゃあその時は最高な一枚を俺が選びます、だから絶対世界に立たせてくださいよ』



明はやっと納得したのか諦めたのかそう笑いながら言う