dearest~最愛~

俺は彼の話しを最後まで聞くまで黙って話しを聞くことにした


『そしたら中学の時の生徒手帳が出て来たんだ、悠と、流加ちゃんのお兄さんとよく落書きしてたんだよ生徒手帳に、そこにな、悠からのメッセージがあったんだ、今まで気づかなかったんだ、そこには悠の字で書いてて間違いなく悠からのメッセージだった』



『なんて書いてあったんですか?』


流加が佐野さんに聞く


『ああ、夢をいつか絶対に叶えようなって、そして俺らと同じように夢に向かってる奴が居たらいつかそいつらと仲間になれたらいいなって、二人だけの夢が多くの奴らと共有できる夢になるといいなって』


佐野さんはそう言うと俺と結城を見た



『結城さん、あなたの話し受けます、ただ海外で勉強したい気持ちは変わりません、行かせてもらえますか?』



『ああ、もちろん、そのつもりだよ、君が海外で学びたいなら好きなだけ行けばいい、その資金も会社でいくらか負担するよ、ただ条件がある』



そう結城は答える


『条件、、なんですか?』


『条件は三つ、一つ目はこいつらのCDのジャケット、その他雑誌やポスターなどの写真関係は全て佐野さんあなたにお願いしたい』


結城はそう言う


『はい、それは大丈夫です、任せてください』


そう佐野さんは力強く答えた