dearest～最愛～

その時ドアが開く


『お疲れーもう姫最高ー』


入って来たのは真琴や沙菜ちゃんたちだった


『俺は俺は？』


『うーん姫がやっぱり一番』


なんて言う


『彼氏より姫かよ』


なんて那珂が嘆く


『諦めるしかないよ、俺ら姫の次だから』


蛍が言い笑い合う


『あ、そう言えば歩来てたよ』


後から入って来た想羅ちゃん言う


『うそ、佐野さんは』


すかさず俺は想羅ちゃんに聞く


『来てるよ、お前に話しがあるんだとよ』


想羅ちゃんの代わりに結城が答え楽屋のドアを開ける


佐野さんと歩ちゃんが手を繋いで立っていた


『ライブ終わったばっかりなのに、すいません、どうしてもお話しをしたくて、、、、』


『わかった、中入りなよ』


佐野さんと歩ちゃんを中に入れて話すことにした


まあみんな相変わらず適当にしてるから俺と結城と流加と那珂と蛍で佐野さんと話すことにした


歩ちゃんは想羅ちゃんたちの元に居ると言うからそうしてもらった



『俺あなたと話してから色々考えたんです、本当に色々考えました、答えなんて見つからなくて、久しぶりに中学時代の思い出の物を整理してたんです、どちらにしても海外に行くのは決めてたので』


佐野さんはゆっくり話し出した