dearest~最愛~

歩にはあれから佐野さんについて少しだけ話しはした



佐野さんが答えを出すまで一緒に待とうと言ったら歩はただ静かに頷いた



それならはテスト勉強が忙しくて余裕がなくて佐野さんの話しはしていない


歩もテストを落とすわけにはいかないと一緒に勉強してた


ただたまに悲しそうなさみしそうな顔で携帯を見ている姿を見かけた



ライブの練習中に那珂が言い出す


『恋、流加二人で曲作れ、思い切り切なくでも幸せな暖かくなる様な歌をな』



『え?』



『いいから作れよ、時間ないかけどよろしくな』


那珂は本当無茶苦茶だよ


ライブまであと二週間


恋と部屋にこもり曲を作る



こうしてなんとか作り上げて那珂と蛍に渡した



一発オッケーをもらいライブでやることが決まった



『よし、じゃあクリスマスライブ思い切り楽しみますか』



『だな、こうなれば楽しむしかないな』


なんて恋も那珂も蛍も言う



私はどうしても歩が心配で仕方ない


歩には佐野さんと来て欲しいと伝えてチケットは渡してある


あとは二人がどうするかで、不安を抱えたままクリスマスライブ当日を迎えた