想羅はさらに続けて話す


『それでも私は先生が好きで毎日会いに行ったんだ、諦めるなんてできないから、でも先生その話しをした翌日からまた家には入れてくれなくなったの、それでもやっぱり先生が好きな気持ちは変わらなくて諦めれなくって』



話してる想羅の顔は本当に本当に先生が大好きって伝わってきた



『でね、夏休みも終わりに近づいて来た頃私決意したんだ先生が家に入れてくれるまで、帰らないって、賭けだったんだ、もし一日待っても先生が私を突き放すならもう諦めようって、その日私は一日先生の部屋を見ながら先生のアパートの前の道で待ち続けたんだ』


本当想羅凄いよ、でもそれだけ先生が好きだってことだよね


『そしたらね、またたちの悪そうな男たちに絡まれてしまって、どうしようか悩んでたら、、、先生が来てくれて、そのまま部屋に連れて行かれてさ、先生私に頼むから辞めてくれって、切なそうな顔で言うんだよ、だから最後の賭けだって思って聞いたの、私がもし生徒じゃなかったら私を好きになってくれましたかって、そしたら先生苦笑いうかべてさ、なんで生徒なんだよって、だからね思い全部ぶつけちゃった』


『想羅、なんかすごいかっこいいね』



そう想羅に言う