そんな龍に蛍が笑顔で言う


『ほらたっちゃんは僕と寝ようね』


龍は優しい蛍に抱きついた


『じゃあ南さんは俺とね』



こうして部屋割りが決まり那珂は真琴たちを送って行った






兄貴は完全に酔い潰れてる


『おい、兄貴部屋いくぞ』



俺は兄貴を那珂の部屋に連れて行った



それから結城と俺の部屋に戻った



『結城は下な』


さっきまで流加が俺の部屋のベッドで寝ていた事を思い出して結城に言う



『恋、ひどくないそれ?まあいいけどさ』


『悪いな、勘弁してくれ』



『なんだよ、それ?』


『流加がさっきまでここで寝てたんだよ、だからいくら結城でも無理』


そう結城に話すと笑いながら



『恋らしいな』



そう言われた


理由を聞いて納得したのか結城は下に敷いた布団の中に入り込む



俺もベッドに入り結城に話しかけた


『なあ、結城は俺ら雇って後悔しないのか?』


『しないよ、俺はお前らの夢にかけてみたい、、、だからお前らはお前ららしく好きにすればいいよ、俺はただその手助けしたいだけだから、俺にさお前らが何処まで行けるか見せてよ』



『さすが結城だな、敵わないよ、よろしく頼むよ』


『まあ、これからは社長って呼んでくださいよ』


『絶対呼ばねぇ』


なんて話しながら流加の残り香のするベッドで眠った