dearest~最愛~

歩ちゃんもそれを聞いて涙を流しながら言う



『そうだったんだ、明は本当に流加のお兄さんのこと大切に思ってたんだね』


もうこうなったら何が何でも絶対に彼に会わなきゃダメだよな



だってこんなにも偶然が重なるなんてやっぱり運命としか言いようがないんだ

きっと俺にはみんなを頼むそう流加の兄貴に言われてる気がした




『結城、明日東高行くぞ』


結城に言う



『ああ、そうだな、君はどうする?一緒にいくか?』



結城が歩ちゃんに聞く


『私は、、怖くて会えないです、でもこのままは嫌だな、どうしよう』


歩ちゃんは悩み出す


だから歩ちゃんに言う


『じゃあ明日は俺と結城と二人で行くよ、君の事も伝えてくるよ、彼の気持ち聞けたら聞いてくるそれからでも遅くないと思うから』




『ありがとうございます、じゃあそうします』


歩ちゃんが言う



多分彼とゆっくり話した方がいい


彼が今一人で抱えてるものを俺たちがいくらか助けれるとしたら明日会って話しをするしかないんだ



だから明日は結城と二人で彼に会いに行こう


絶対に彼を見失うわけにはいかないから




せっかく流加の兄貴がくれたこのチャンスを逃すわけにはいかないんだ