dearest~最愛~

多分一番いい形だとみんな思ってるから



『よし、じゃあ準備にかかるからな、本当はもう一人探したい奴が居るんだけどな、お前らのジャケットの写真頼みたい奴が居んだけど、何処に居るのか全くわかんないんだよな』


『どんな奴?』


『え?ああ、知らないかな?俺らが中学の時に一度だけ写真のコンクールで特別賞取った奴でさ、、、名前は確か、、』


結城さんはそう説明して考え込む


『名前も思い出せないのかよ』


那珂が言う


『悪い、マジで思い出せない、でも腕は確かなんだ、めっちゃよくてさ、モデルの男も一緒に居てさ、その時一度だけ会ってるんだけど、いつかこいつらと一緒に組めたらいいなって、俺の会社からそういうの世界に出してやりたいって思ってたんだ、でも俺が高校入ってから急に消えたんだよな、それからは一度も見かけてない』


そう結城さんは話す



『なんだよそれ、それじゃ探しようも無いじゃんか』



恋が呆れながら言う



本当になんなんだろ?結城さんがそこまでして、こだわるなんてすごい人なんだろうけど、探しようがないなら無理だよね



でも結城さんの目は諦めてる風ではなくて、遠くを見て懐かしそうにしてた



なんか結城さんなら見つけだしそうだよねなんて思いながらみんなと笑う