dearest~最愛~

例え流加が変わっても俺は変わらず流加のそばに居れたらそれだけでいいんだ


『帰るよ、一緒に帰ろう、俺たちの場所に、流加の姫の待つあの家に』


俺はそう言い那珂と蛍と兄貴の家を出た



そして流加の待つ家へ向かう




大好きな世界で一番大切な人が待つあの場所へ






家に着き玄関を開けると流加の靴があった



『流加、今日学校休んでる、多分お前の部屋に居ると思うから行ってやれよ』


那珂に言われた



『ああ、わかった、ありがとうな』


『バーカ、いいから早く行けよ』


那珂に言われて部屋に向かおうと階段を登ろうとする俺に後ろから蛍が言う



『あー忘れてた、恋おかえり』



『ただいま』


振り返りそう答える



『遅過ぎんだよバーカ、おかえり恋』


那珂が笑いながら言う


『悪かったな、ただいま』


そう答えて部屋に急ぐ



中に入ると俺のベッドで布団を抱きしめて小さくなって眠る流加が居た



眠る流加の手を握る


そこには無数の傷跡があった



『こめんな、、、こんなに傷つけて、辛かったよな、ごめんな』


眠る流加に言う




しばらく流加の腕を握り流加の寝顔を見ていた