俺の気づいてしまった気持ちを二人にちゃんと伝えなきゃいけないから俺は二人に素直に話し続けた


『俺、今まで気づかなかったけど、多分何処かでずっと流加の事を信じきれてなかったんだ、いつか流加も母さんみたい居なくなって、俺から離れてくそう思ってたんだ、ただ気づかないふりをしてた、流加が変わることがずっと怖くて、流加を信じきることができなかった、そんな気持ちで流加のそばになんて居れない、、、居たらダメなんだ、そう思ったんだ、守るなんて偉そうに言ってさ、流加が離れてくのを一番怖がってる、好きなのに好きすぎて流加を縛ってしまう気がしてさ、怖くなる、だから、、、そばに居れない』



そうこれが今の俺の素直な気持ち


好きだから好きだからこそ、そばに居るのが怖くて、いつか流加を傷つけてしまいそうで、、、ちゃんとこの気持ちと向き合わなきゃいけないんだ


そう思ったから離れて考えることにしたんだ



『なあ、恋それは、誰にでもある感情だよ、お前だけじゃない』


那珂はそう言ってくれる