dearest~最愛~

車で待っていた真琴と合流して家に戻った



『みんなごめんね、黙ってて』


流加がそう謝る


『流加は悪くないよ、理由が理由なだけに話しずらかったんだろ、気にせず今日はゆっくり休みな、よかったなお兄さんの思い受け取れて』


俺は流加にそう言った



『うん、ありがとう』


『そうそう、俺流加の兄貴に一度会ってるよ、さっきの写真見て何か見たことあるなって思ってて考えてたら俺が昔バンドに誘ったやつだったんだよな、凄い偶然だな』



那珂が流加に言う



『うん、佐野さんに聞いたよ、兄妹揃って声かけられるなんてすごいねって言われたよ』


流加はいつもの様に笑ってる



ただ俺は流加を見ることが出来なかった


流加を信じきれなかった自分がゆるせなかった


『俺、疲れたから寝るな』


逃げるように部屋に行こうてしたら流加が言う


『恋、待って私も一緒に行く』


『ごめん、少し一人になりたい』


流加にそう言うと淋しそうな顔をして言う


『恋、やっぱり怒ってる?黙ってたこと?』



『いや、怒ってないから、本当ちょっと疲れただけだから』


そう無理に笑って見せる


流加はまだ不安そうな顔をしていたけど那珂たちに任せて俺は部屋に戻った



ベッドに入りただ何も考えないようにしていた



結局眠れず俺は朝を迎えた