dearest~最愛~

次の日恋に送られて実家に来た



恋への罪悪感は重さを増して居た



恋が家の前から居なくなったのを確認して佐野さんの待つ待ち合わせ場所へ急ぐ



『おはよう流加ちゃん』


佐野さんは笑顔で挨拶してくれた


気づいたんだけど佐野さんの笑顔はお兄ちゃんに似ている


『おはようございます』


『じゃあ、行こうか』


『はい』


ちょっと怖い気もしたけど佐野さんなら信じれるそう思い彼の後ろを着いて行く


『ここだよ』


すごく大きいマンション


『警戒してる?大丈夫何もしないから、悠に誓うよ』


佐野さんは空を見て言う



それから一緒にマンションへ入った



通された彼の家


寂しくてまるで私の家と同じに思えた



彼に感じだ気持ちは似ている環境で育ってきたからだとわかったんだ



彼は私をリビングのソファーに座らせて一人で奥に行ってしまった


少しして佐野さんが戻ってきた


『これだよ、悠に渡されて居たもの』


私はそれを見て泣いてしまった


泣き止まない私の頭を佐野さんは優しく撫でてくれた


まるでお兄ちゃんと居る錯覚に落ちてしまいそうになる


私は佐野さんの胸でないてしまった


佐野さんは私を抱きしめてお兄ちゃんの話しをしてくれた