dearest~最愛~

それから数日後ライブを控えた前日




事件は起きたんだ


俺は珍しく兄貴から連絡をもらった



流加は今日も実家に行く用事があるといい出掛けて朝から居ない



あの墓参りの日から毎日実家に行く流加


『着いていこうか』


そう聞いた俺に流加は珍しく一人で行くとか言った



結局実家までの送り迎えをさせてもらうことで俺は納得した


しかし流加の行動は日に日に謎に満ちて行った


始めの頃は昼間に行って夕方帰るか朝行って昼には帰るかだったのにここ二、三日は朝から行って夕方まで帰って来ない


何をしているのか聞いたけど上手く誤魔化されてはっきりとは教えてくれない


俺もまた流加が遠くに行きそうで怖くて聞くことが出来ずに居た



帰ってきているならそれでいいそう自分に言い聞かせて逃げてたんだ



今日も俺は朝から流加を送り那珂たちとライブの打ち合わせをして居た



その時兄貴から連絡をもらい呼び出されたんだ



『恋、お前は岡崎と上手くいってるんだよな?』



突然そんな事を聞かれた



『ああ、変わらずだよ』


そう答えるしか出来ない


『最近岡崎の様子おかしくないか?』


兄貴はそう俺に聞いた


おかしいと言えばおかしいけど何があるか流加は話さない