dearest~最愛~

side恋



流加は何をさっきから言っているんだろう


笑顔で笑ってるのに何でそんなに切なそうなの寂しそうなの?


『流加…お前バカ?那珂や蛍はそりゃ彼女できたら彼女優先になるかもしれないでも俺は彼女は作らないよもし出来ても俺は彼女より流加を優先する』



俺は俺の本心をそう伝えた



彼女なんて作る気なんてない



流加を守りたい支えたい流加の話を聞きながらそう強く思った


ずっと側に居たいって


『恋こそバカ?そんなの彼女できたら変わるんだよ』



あ~もう流加はどんだけ自分押し殺してきたわけ



きっと今は何をいっても信じてはもらえないなら



俺はさらに力強く流加を抱き締めた



『先の未来なんて誰にもわからない変わることもきっとあるでも変わらないものだってあるんだよ…だから流加はもっと皆に甘えなさい』



流加は泣きながら頷ずく



そして泣きながら叫んでた


『寂しいよ一人は嫌だよ…どんな形でもいいから皆の側に居たい一人にしないでお願い』


流加の素直な叫び