dearest~最愛~

翌日のライブも大成功で幕を閉じた



ただ流加がたまに見せる悩んでいる顔を俺は気づく事が出来なかった


それからも俺たちはライブに向けて練習の日々


練習の成果もあり全てのライブはとても盛り上がった



あとは最終日のライブを残すだけ


『恋、俺、課題が終わらないかも』


珍しく那珂が課題を睨みつけて言う


『珍しいな那珂がそんな事をいうの、てか終わってないのが珍しいよな』


そう毎年那珂は確実に課題を終わらせていて、いつも俺や蛍が写させてもらってるくらいだから



『誰のせいだよ、ライブの打ち合わせは全て俺に任せて逃げてるもんな、時間なくてやる暇無いんですけど』


耳が痛い


『すいません、なんなら俺の写しますか?』


そう今回は珍しく俺は課題を終わらせてた



まあ、流加が流加の課題をしてる時に暇だから俺も一緒にしてたらいつの間にか終わってたんだよね


『なんかムカつくいつも最後まで課題残してる癖に、流加効果はすごいな』


嫌味たっぷりな那珂


『えー恋終わってるの?いいなぁー僕もまだ残ってるのに』


俺たちの話しを聞いていた蛍が言う



『お前はサボりすぎ』


『そんなことないもん』

蛍は那珂に言われていじけてる



結局那珂と一緒に課題をしていた