那珂は笑いながら言う


『まあ、姫の命令がなくても流加と話してて、あーそうだよなって冷静に思えたんだよね』



もうそこにはさっきまでの悩んでる那珂は居なかった


『よし、じゃあちゃんと話せよ、何があった?』


そう聞いた俺


『恋と蛍はもし、バンドか彼女かどちらかを選ばなきゃ行けなくなった時どうする?どちらを選ぶ?』


那珂がそう俺と蛍に聞いて来た


『俺は、両方選ぶ、比べれないくらいどちらも大切だからね、まあ、どちらかを絶対選ばなきゃ行けない時が来てもかっこ悪くてももがいてでもどちらも守ってみせるよ』


そう俺は答えた


どちらも失くせない大切な存在だし、どちらかを手放してもきっと後悔するから


それなら何があっても守ってみせるそれくらいの覚悟がなきゃダメなんだ


『僕はね、まずどちらも選ばない、選ばなくちゃいけないなら全てを捨てる、どちらかしか守れないならどちらを選んでも意味がないから、でも捨てれないから結局恋と一緒で最後までもがくけどね』


蛍はにっこり笑い言う